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方丈室(ほうじょうしつ)


 

 

霊隠寺の方丈室(ほうじょうしつ)は、伽藍殿(がらんでん)の東側に位置しています。

方丈室はまた函丈(かんじょう)、正堂(せいどう)、堂頭(どうちょう)とも言われ、方丈(住職)が住み、寺院の事務を処理する場所です。「方丈」はもともと古代インドの仏教僧侶の部屋の広さを指しています。当時の部屋は全て四角くで、長さが一丈(約3.03メートル)であったため、方丈室と言われました。中国に伝わった「方丈室」は寺院の尊宿(そんしゅく)<有徳の高僧>の住む場所だけでなく、住職の住むところでもあります。

方丈室はまた寺院の事務を処理する場所で、方丈の事務室といったところでしょうか。ここはまた「衣鉢寮」(えはつりょう)とも称されます。小規模な部屋なので、中で仕事する人は主に三人だけです。一人は日ごろ寺院の倉庫から方丈室に送られたお金を管理します。一人は方丈室にある仏壇器具と日常または特別に使われる法器の管理を担当します。一人は侍者(じしゃ)で、方丈の法服(ほうふく)を管理し、来賓の応接を担当します。

 

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