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鐘鼓楼(しょうころう)

  霊隠寺の鐘鼓楼(しょうころう)は天王殿の両側に位置しています。西側が鼓楼(ころう)で、東側が鐘楼(しょうろう)です。

  鐘と鼓は寺院の重要な法器(仏教寺院で必要な物)です。この二つは主に、僧侶たちを集めるのに使われます。

 

 

  鐘は大鐘(だいしょう)、梵鐘(ぼんしょう)、撞鐘(どうしょう)、洪鐘(こうしょう)、華鐘(かしょう)、巨鐘(きょしょう)などとも呼ばれます。ほとんどは青銅でできたものですが、鉄でできたものもあります。普通、高さ約150センチ、直径約60センチほどです。上の端は竜の頭のように曲がっていますが、下の端はそれに対する蓮花の形の撞座(どうざ)で、八葉と呼ばれます。大鐘(だいしょう)は普通、鐘楼の上に掛かっています。民衆を集め、或いは時刻を知らせるのに使われます。寺院では大鐘は毎日一番早くだす号令のようなものです。朝には、鐘を撞(つ)いて眠っている人々を起こします。夜には、鐘の音で朦朧(もうろう)としている人の意識をはっきりさせます。す。大鐘は朝も夜も三回つかれることになっています。それぞれ36回で、合計108回です。

 

 

  鼓は二枚の皮と中空の円木からできた法器です。叩くと、音が出ます。鞨鼓(かっこ)、魚鼓(ぎょく)、雲鼓(うんこ)、揺鼓(ようこ)、金鼓(きんこ)、石鼓(せきこ)、懸鼓(けんく)などいろいろな種類があります。鼓は鐘と同じく、僧侶たちを集めるのに使われます。

  鐘と鼓は寺院の法器ですが、その役割は佛法に相応しています。鐘と鼓は静かで独特な梵音を出し、世の中の夢中になって自分を見失い、名利を追い求めている衆生を悟らせます。したがって、「朝鐘暮鼓(ちょうしょうぼこ)」は世間の人に佛教を認識してもらう重要なシンボルといえます。

 

 

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