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霊隠寺で仏生会の浴仏法要が挙行される

 2015年5月25日(旧暦4月8日)は浴仏節とも呼ばれる伝統的な仏生会の日である。偉大な人天導師であられる釈迦牟尼仏のご誕生日を記念するため、霊隠寺ではこの日、浴仏法要が挙行された。

朝早く、住職の光泉大和尚をはじめとする法師の行列が釈迦太子の聖像をお迎えし、大雄宝殿に向かい、用意されていた九龍の金盆である花御堂(はなみどう)にご安座した。同時に鐘や鼓が一斉に鳴り響き、梵音が漂う中、法師全員が一斉に合掌し、礼賛を唱え、本師釈迦牟尼仏の慈悲をもって娑婆世界にご誕生され、衆生を救済された無上の功徳を讃えた。光泉大和尚は先に立って五色の花の湯水を釈迦太子の聖像に注いだ。その後、大衆法師と護法居士が次々と杓をもち、九龍聖水を釈迦太子の聖像に注いだ。そして共に、仏陀の慈悲をいただきながら、社会を益し、災難を取り除き、衆生が苦から逃れ、楽を得、円満で幸福な生活を送れるようお祈りした。


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