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「雲林手談棋禅雅会」に選手が東南佛国にぞくぞくと集まる

2014年10月18日と19日、杭州霊隠寺と浙江大学囲碁協会が主催する「雲林手談棋禅雅会」が杭州永隠寺の囲碁センターで開催された。僧服姿で出席したのは霊隠寺囲碁交流センターの法師のほか、上海真如寺、成都文殊院、太原白雲寺の法師らもいた。王汝南、毛昱衡、張越然、孫遠などプロの選手、北京大学、清華大学、浙江大学、中国美術学院の囲碁愛好者などが碁を打ちながら、禅の心を悟った。

 当日の午前9時、「雲林手談棋禅雅会」が始まり、浙江大学囲碁協会の秘書長蔡新尧氏が司会を担当した。霊隠寺住職の光泉大和尚が挨拶をした。その中で、「霊隠寺は千七百年もの歴史がある。歴史上、有名な大徳が数人現れた。囲碁の名手である済公法師は有名な囲碁偈を残した。囲碁には中国の伝統文化の神髄が潜んでいるだけではなく、人生の哲学と仏法の智慧も見られる。今日の雲林手談棋禅雅会」に参加するため、ここ霊隠寺へこられた棋手たちの皆さんは試合を通して、心身を楽しませるだけでなく、禅の認識を更に高め、さらに深く禅の境地を悟ることを期待する」とその意を述べた。

 浙江大学囲碁協会の程艶旗教授が大学の囲碁愛好者を代表し、挨拶をした。その中で、浙江大学は霊隠寺と深いご縁がある。文化大革命の時、浙江大学の教師と学生はまる四日間霊隠寺を守ったことがあった。今日、ご縁があって、こうして各方面から霊隠寺に集まり、対局を通して、「囲碁は人生の如く、人生は囲碁の如し」という禅意を読み取ることができる。

また、霊隠寺の囲碁交流センターの主任である覚亮法師は「明心、見性、成仏」という題で囲碁と禅の関係を解釈し、対局の時、自分の平常心を見つけてほしいと語った。また、自愚法師は囲碁と慈悲の関係について論じた。

「雲林手談棋禅雅会」の会場

会場で挨拶する霊隠寺住職の光泉大和尚

大学内の囲碁愛好者を代表し、挨拶する浙江大学囲碁協会の程艶旗教授

碁盤に向かう光泉大和尚

会場で囲碁と禅宗、仏法との一如関係を説明する覚亮法師

勝負自体には実相がないことを開示する自愚法師

手話で話しながら、禅意を感じ取る

記念撮影

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