2014年9月5日の午前、杭州霊隠寺の大雄宝殿では荘厳な「中秋月円人円」祈福法会が始まった。監院の義広法師が法会を主導した。法会には杭州市内の古蕩老人ホーム、袁浦老人ホームのお年寄りたちが招かれ、一緒に佛号を唱え、一緒に平安と吉祥を祈った。霊隠寺からお年寄りに素食の月餅が送られた。観光客も足を止め、合掌しながら、一緒に中秋祈福法会の吉祥と円満を祈った。
当日の朝、お年寄りたちは霊隠寺の法師と雲林ボランティア団の人たちに支えられ、聯灯閣に集まり、霊隠寺首座の継雲老法師の開示を聞いた。老法師は霊隠寺を代表して、お年寄りに中秋の祝福を送り、健康と吉祥を祈った。
お昼、中秋祈福法会に参加したお年寄りたちは斎堂で法師たちと一緒に霊隠寺のおいしい斎食を味わった。食後、霊隠寺の法師と雲林ボランティア団の人たちに案内され、霊隠寺を拝観して、最後に聯灯閣で記念写真を撮った。
袁浦老人ホームから来た朱女史はすでに88歳である。白髪の彼女は幸せそうに、「今日は霊隠寺に来て中秋祈福法会に参加し、自分のために祈福した。また法師たちと一緒に食事することができ、さらに霊隠寺から月餅をいただいた。本当にありがとう」と語った。
老人ホームのお年寄りを霊隠寺に招き、一緒に中秋祈福法会を催すのは、我が民族の敬老の伝統を伝承すると同時に、色々な理由で家族団欒のできない人々をも祈福し、満月の日に人々の団欒、心の円満、家庭の幸せ、社会の平和を祈るためである。
お年寄りたちに開示をする霊隠寺の首座継雲老法師
中秋祈福法会を主導する霊隠寺監院の義広法師
法師及びボランティアたちに支えられ、霊隠寺を拝観するお年寄りたち
法師たちと一緒に斎堂でおいしく食事をする
素食の月餅が渡される
お年寄りたちからの感謝
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