霊隠寺から艮山中学校にイーゼルが送られる
法師たちが生徒さんと一緒にイーゼルを下ろす
法師たちが生徒さんたちの描いた絵を鑑賞する
陽光の下、みなで記念撮影
2014年1月15日の杭州はとても暖かった。浙江メディア学院実験中学校(杭州市艮山中学校)の北景園キャンパスに年末のプレゼントが届いた。霊隠寺の住職光泉法師の指示で智忠法師と正勤法師が遠い道のりをおして、車一台分のイーゼルを運んで来たのだ。艮山中学校は、これからの美術の授業に新しいイーゼルが使えるようになった。
午前、車が浙江メディア学院実験中学校(杭州市艮山中学校)の北景園キャンパスに到着した時、ちょうど学校は休憩時間だった。生徒さんたちや先生それに法師や雲林ボランティアのみなさんが力を合わせ、一緒にイーゼルを運んだ。ユニホームを着ている生徒さんたちはイーゼルを運びながら口々に、「霊隠寺の蠟八粥(ラーパージョー)を食べたのは昨日のことのようだが、今日は前から欲しいと思っていたイーゼルを送ってもらった。本当に感謝すべきだ」と語った。先生たちも「イーゼルは質もよく、ほんとうに助かります。今後、生徒たちは絵を描くことにますます興味をもつようになるでしょう」と語った。
正勤法師も感動しながら、「釈迦牟尼佛はこの娑婆世界でもっとも偉大な先生です。無量な智慧をもって、すべての有情を教え導いていらっしゃいます。仏門も学校も共通点があります。すなわち、恩に感じる心をもって学校の教育や先生方の教え?導きに感謝すべきです、、、」と述べた。
正勤法師と智忠法師は生徒たちの学習状況にも思いをいたしながら、生徒さんたちの描いた絵を熱心に鑑賞し、生徒さんたちの描いた生き生きとした人物像に非常に感銘を受けた。
艮山中学校の校長先生が感謝の意を表すため、記念品や表彰状を送ろうとしたが、法師たちはこれをありがたくお断りした。最後に、学校の校門の前で記念撮影をして、今回の教育支援活動が円満裏に終わった。
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