日本の村川大介氏が黒をとる
霊隠寺の「聯灯閣」二階の試合会場
霊隠寺の方丈楼で行われた「大磐解説」の中継
「大磐解説」を傾聴する霊隠寺の法師たち
優勝した連笑氏(左一)と準優勝の村川大介氏(右一)
霊隠寺の方丈、光泉大和尚と日本代表の村川大介氏
2013年12月3日、中国国際友好連絡会と中国棋院が主催し、中央テレビ及び広州霊隠寺の協力による「第十五回“阿含桐山杯“中日囲碁早打ち決勝戦」が霊隠寺の聯灯閣で開幕した。中国のチャンピョンである四段の連笑氏が日本のチャンピョンの七段、村川大介氏と対戦し、大磐解説の中継が方丈楼で行われ、八段の王元氏と我が寺院の囲碁交流センターの監督である毛昱衡居士が解説にあたった。今回の試合では中国のチャンピョンである連笑氏が白をとり、日本の村川大介氏を破り、十一連勝を確保すると同時に、両国の対抗成績を11対4とリードした。連笑氏は連勝するとともに、七段昇格を果たした。
霊隠寺の方丈、光泉大和尚が歓迎晩餐会であいさつする
参加者の記念写真
前日の歓迎晩餐会で、我が寺院の住職である光泉大和尚が挨拶をした。その中で囲碁界の大善知識のご到来に対する歓迎の意を表し、霊隠寺の囲碁文化の歴史、及びここ数年来、霊隠寺の囲碁文化交流センターが仏教の囲碁文化を高揚してきたことを紹介した。そして、両国の選手が霊隠寺という無為道場で良い成績を収めるよう希望した。
「阿含桐山杯」は日本仏教団体の阿含宗がサポートとなっている囲碁の早打ち戦である。今回は中国国際友好連絡会と中国棋院が主催し、中央テレビが協賛した。この大会は「阿含桐山杯中国囲碁早打ち公開戦」と中日両国のチャンピョン同士が対決する「中日チャンピョン対決戦」という二つの部分からなっている。第一回戦は
1999年に行われた。その時は、プロとアマチュアに分かれていたが、2001年3月に行われた第三回戦でアマチュアの選手がプロに挑戦し、思いもよらない良い成績を獲得したので、その後は、主に昇格を目的とする年少者の練習舞台となっている。国家の主管部門の規定により、双方(中韓或いは中日)の対抗戦で勝利した者は七段に昇格できることとなっている。
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