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本寺院の住職が浙江若手企業家親睦会に加わり、文化講演をす

浙江若手企業家親睦会、第一回「文化講演シリーズ」

  2013年8月2日に、浙江若手企業家親睦会第一回「文化講演シリーズ」が杭州佛学院で開催された。本寺院の住職、光泉法師が招きに応じ、30数名の若手企業家に仏教の現実的な意義を語った。

本寺院の住職が浙江若手企業家懇談会第一回「文化講演シリーズ」で開示する

光泉法師は企業家たちに仏教の発生と発展の歴史を説明しながら、若手企業家たちに、「仏教の発展と発揚の中に見られる智恵、方便及び参考になるところ」について次のように開示した。

 まず、企業家は金儲けだけではなく、衆生を救っている。企業の経営がよければよいほど、多くの人に就職の場を提供する。それによって、多くの家庭が幸せになる。一方、もし企業が破綻すれば、従業員の生活、家庭の平和ないし社会の平穏にも影響を与える。したがって、企業家は出家者と同じように、衆生を得度している。ただその方法が違っているだけである。

熱心に講義を聴き、ノートを取っている若手企業家たち 

また、孔子は弟子を連れ、列国を周遊し、儒教の思想を宣伝した。釈尊は一生49年間説法をし続けた。孔子も釈尊も千年以上に及ぶ「ブランド」学説を作り上げた。現代の企業家も同じように自分の「ブランド」(学説)を造り、永遠の「ブランド」精神を作り上げるべきである。

生活の仏法問題について質問している(一)

  最後に、企業の継続は時代の発展に従い、元来の方式を変えるべきである。仏教の禅宗はもともと師弟の相続であったが、六祖慧能大師になって、方式が変わった。六祖の認めがあれば、開宗、立派ができた。そして、「一花開五葉(禅宗の初祖達磨大師が二祖の慧可大師に与えた伝法の偈の一句で、心華が開けばやがて自然に仏果菩提の実を結ぶという意味である)」という繁栄が成就したのである。現代の企業家も企業を百年の老舗にしようとすれば、後継者を指定する場合、開明で解放的な精神を備え。そして、狭い家族意識を捨てるべきである。

生活の仏法問題について質問している(二)

  ある企業家が企業家にとって「戒定慧」の意義について質問をした。すると、光泉法師は次のように解釈した。「戒」は心の中に守るべき規律である。そのため、根強い根気がある。これが「定」である。最後に自ら「慧」が生じ、鋭い観察力が生じる。そして、市場の判断も他と違って、大きな成功に導かれる。また、お経を読むことについては、『金剛経』のような経典を読んだほうが良いと勧めた。それは、これらの経典が言葉の表現が現代語に近く、分かりやすいからである。またネット上の情報は混乱しているため、見ないほうが良いともアドバイスした。

 

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