観音菩薩の成道会、心が仏道に一途に向かう時
2013年7月26日は旧暦の6月19日で、大慈大悲救苦救難観音菩薩成道のご縁日である。本寺院の住職、光泉大和尚は法堂で400人を超える信者に「三帰依戒」を授けた。さらに、仕事、生活などからのストレスに自ら耐えると同時に、仏法の力で体、心、魂のバランスを保ち、この変化の多い人生に自由自在に対応してほしいと語った。
午後一時、帰依しようとする人たちが霊隠寺の法堂(直指堂)に集まり、教授法師から、どのように礼拝するか、どのように香を焚くか、どのように懺悔するかなどの「帰依儀礼」についての説明を熱心に聞いた。
客堂の心如法師が帰依について説明する
維那である松瑞法師が帰依儀礼の範を示す
午後三時、三宝及び諸仏、菩薩をお迎えする荘厳な梵音の中、人々は法堂に向かい、香を焚き、法主として、法座に昇り、法語を述べ、菩提を求める仏子に帰依戒をお授けくださるよう、本寺院の住職、光泉大和尚に要請した。
そして、維那の指導に従い、弟子たちは恭しく香を焚き、三宝及び帰依師の光泉大和尚を礼拝した。
三宝を礼拝する人々
帰依式の前に、大和尚が開示し、信者が三宝に帰依し、無上の菩提心を発することを讃え、三宝の意味を説明した。三宝とはつまり、「佛はチームの指導者、法は解脱の道、僧は一緒に修行する旅仲間」のことであると。
本寺院の住職光泉大和尚が慈悲をもって開示する
この時、400人以上の信者が謹んで立ち、大和尚の帰依開示を傾聴し、心身ともに清浄となり、深く歓喜した。
如法に印を結び、師の開示を傾聴する
開示が終わり、帰依儀式が始まった。人々は佛法僧という三宝を求め、帰依の証明を要請した。光泉大和尚は先頭に立ち、心から往昔に犯した諸々の罪を懺悔した。直後、信者たちは無量の清浄を体得した。その後、大和尚の指導のもと、四誓願を発し、三帰依文を唱え、清浄な戒体を得た。帰依儀礼は如法如律、清浄神聖荘厳でもある。
恭しく帰依師を礼拝する
帰依儀礼が終わり、信者たちは三宝に加持されながら、常住僧がサインした「帰依証明書」をもらい、正式に正信正行の真の佛弟子となった。
帰依証明書を手に、無量の法喜が溢れる
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