光泉法師がミャンマー政府の「2013年度宗教勲章」を受賞
2013年3月22日から28日にかけて、ミャンマー政府の招きで、中国仏教協会訪問団がミャンマーを訪問した。浙江省仏教協会副会長、杭州市仏教協会会長らとともに、本寺院の住職である光泉法師も代表団の一員として加わった。
法師はミャンマーの首都のネピドーでミャンマー政府の「勝大正法放光幢」を受賞した。また代表団一行はミャンマー訪問の間、ミャンマー政府主催の「宗教勲章」の授与式及びミャンマー大統領の斎僧儀式(斎食で僧侶を供養すること)に臨み、また、ネピドーのウッパタサンティ・パゴダで行われた誦経式、ミャンマー各界の供僧儀式(僧侶を供養する儀式)に参列した。また、ヤンゴウ、マンダレーなども訪問した。なお、代表団の団長は中国仏教協会副会長の明生法師がつとめ。雲南省瑞麗市仏協協会会長の詔等傣法師なども列席した。
光泉法師(左)(ミャンマーの首都ネピドーのウッパタサンティ・パゴダ前で)
3月26日の午前、ミャンマー政府の主催で、首都ネビドーにおいて2013年度「宗教勲章授与式」が挙行された。会場となったネビドーのウッパタサンティ・パゴダ近くのマハササナベイクマン(Mahasasanabeikman)ホールで、ミャンマー、スリランカー、ネパール、ラオス、カンボジア、アメリカ、イギリスなど16か国からの大徳長老と上座部法師200数名に2013年度の「宗教勲章」が授与された。会場にはミャンマーのテイン・セイン大統領、サイ・マウ・カン副大統領及び宗教部長と各界の人々2000人近くが参列した。中国の光泉法師、明生法師など25名のミャンマー人以外の仏教者に勲章が贈られ、そのうちには中国仏教会の受賞者が数人も含まれた。なお今回、上座部から初めて受賞した人も現れた。このことが本年度の勲章受賞の一大特色ともなっている。
ミャンマーのテイン・セイン大統領から供養を受ける光泉法師
ミャンマーの信者たちが中国からの大徳法師を供養する
2009年以来、仏教の発揚と発展のため、ミャンマー政府は毎年世界各国の仏教界のリーダーたちと仏教者に「宗教勲章」を授与してきた。元中国仏教協会会長の一誠長老は2009年に「最勝大正法放光幢」を受賞し、これを受賞した外国の仏教界のリーダーとしては始めてとなった。また、現任の中国仏教協会会長の伝印長老、中国仏教協会副秘書長で北京零光寺住職の常蔵法師、中国仏教協会副秘書長で洛陽白馬寺印楽法師なども相次いで「最勝大正法放光幢」をそれぞれ受賞している。
光泉法師が微笑みながら供養を受けている
ここ数年来、両国政府と仏教会の互いの努力によって、中国・、ヤンマー間の仏教交流が深化している。中国仏教界からのもてなしで、2011年5月にミャンマーのテイン・セイン大統領が北京霊光寺の仏歯舎利、2012年9月に陝西省扶風法門寺仏指舎利を参拝し、2011年5月と2012年4月にミャンマー政府の宗教部長が北京霊光寺仏歯舎利塔修繕開光式、洛陽白馬寺ミャンマー式大金塔建立着工式などに列席した。2011年11月6日から12月24日まで、北京霊光寺仏歯舎利が四回にわたり、ミャンマーに赴いて礼拝供養を受けた。この時、ネビドー、ヤンゴウ、マンダレーで400万人の信者が貴重な仏歯舎利を礼拝した。またこれによって両国の宗教的的友誼がより一層深まり、同時に両国民の友好関係も大きく発展した。
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