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同体大悲
監院の妙弘法師が怪我した常熟の信者たちを見舞う

我が寺の監院である妙弘法師が怪我した信者たちを見舞っている

 

 2013年2月18日の午後、蘇州の常熟(じょうじゅく)から杭州霊隠寺に向かう「天竺信者団」が乗ったバスが杭州市、良渚(りょうしょ)まであと2キロのところで横転し、数人の信者が負傷しました。

  この事故のことを聞いた本寺院の住職である光泉法師は、慈悲の心を持って大いに心配をし、直ちに出先から電話をかけ、怪我の状況を聞きました。そして、仏教の「無縁大悲、同体大悲」の精神で、寺院の僧たちに入院している信者たちを見舞いに行くように指示しました。

 午後4時半、住職の光泉法師の名代として、本寺院の監院(かんいん)である妙弘法師(みょうこうほうし)が他の法師数人と一緒に杭州市立第二病院に出向き、怪我の治療を受けている20数名の信者たちを見舞いました。

妙弘法師が信者たちの怪我の状況を聞いている

病室で霊隠寺の法師たちがわざわざ見舞いに来てくれたのを知って、信者たちは非常に感動しました。妙弘法師は優しく怪我の状況を尋ね、また、「安心して休養するように。」と言いました。法師の話を聞いて、病床にふせっている信者たちは涙を流し、法師たちへの感謝の意を表しました。

  怪我した信者たちはみな遠い所から来た人たちです。このことを考慮に入れて、法師たちは特にたくさんの果物を用意し、各病室に配りました。病状の重い信者、二人が他の病院に入院しているのを知って、妙弘法師は「信者団」のリーダーである李金興居士に寺との連絡方法を教え、「何か困ったことがあれば、霊隠寺が支援するから心配せずによく休養し、一日も早く元気になるように。」と告げ慰めました。

 

 

 

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