旧暦の第2の閏月の15日目である4月5日、清明だったとき、杭州霊隠寺は先祖と仏様を祭祀する儀式を行い、午前9時に霊隠寺の大衆が大雄宝殿に集まり、花と果物で仏様と菩薩に奉げ賛美し、五風十雨、国民安泰、法輪が常に回転し、仏法は日のように輝くことなどを祈った。過去を思い、祖先の徳を偲ぶ。その夜は布施法会を行い、六道の霊を済度する。癸卯の清明梁皇法会はこれで円満に終わる。
本堂の供養が終わった後、法師は班を分けて韋陀殿、伽藍殿、十方苑、理公塔、月恒堂(祖師殿)、祖師塔院などに行き、供養、清掃、礼拝などを行い、涵蓮堂で諸姓の祖先を祭った。
殿堂や塔の庭の中で、常住の法師は恭しく果物や野菜を供養して、敬虔に梵唄を唱え、霊隠歴代の住職と天下の諸善知識の高い徳を偲んだ。そして功徳で法界の衆生に回向した。
その夜の6時ごろ、霊隠寺の法師は薬師殿で布施法会を行い、主法の法師は心を摂って観想し、十法界の一切の孤魂や亡霊、苦海から離れ、浄土を往生することを祈った。これで七日間続いた癸卯清明梁皇法会の功徳は円満であった。
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