米国ニューヨークの現地時間10月12日の午前、「中・米・カ三国仏教フォーラム」の開会式が米国ニューヨークの国連本部で挙行された。中国、アメリカ、カナダからの仏教界の代表及び各界の来賓が五百人近く一同に集まった。中国仏教協会副会長の演覚法師、米国仏教連合会会長の明予法師、カナダ仏教会会長の達義法師がそれぞれ開会式で挨拶をした。
「人間で覚悟する――禅の精神と実践をとおして」をテーマにする今回の「中・米・カ三国仏教フォーラム」は学術、文化、音楽など一連の活動をとおして、三か国の仏教会の友好交流を促進し、ともに仏教の理念を宣揚し、仏教の慈悲、平等、中道、融通の精神を広め、世界平和を維持し、対立を解き、人心を浄化し、人類の運命共同体を構築する願望を表すことがその目的である。
今回の「中・米・カ三国仏教フォーラム」は2017年にカナダで成功裏に開かれた第一回「中・米・カ三国仏教フォーラム」に次ぎ、中国、アメリカ、カナダ三か国の仏教界の交流史上に記念碑的意義をもつ有意義な一大盛事であった。
開会式の後、参加者たちは「人類運命共同体の構築における仏教の使命と役割」「人間で覚悟する――禅の精神と実践をとおして」「仏教の発揚、伝播と発展」というテーマで意見発表をした。最後に「第二回中・米・カ三国仏教フォーラム宣言」を採択した。
「中・米・カ三国仏教フォーラム」の開会式の会場
世界の平和を祈る参加者
中国仏教界を代表してあいさつする演覚法師
アメリカ仏教界を代表してあいさつする明予法師
カナダ仏教界を代表してあいさつする達義法師
開会式の会場
国連本部での参加者全員による記念撮影
13577 人数