北京大学「雲林奨学奨教金」支給式の主席台
2012年12月18日、本寺の住職である光泉法師が、北京大学2012年度「雲林奨学奨教金」の支給式に出席しました。式場でスピーチを行い、学生たちに学習に努力専念して、将来国家の恩情に報い、社会に奉仕するようにと学生たちを励ましました。
当日の午後4時、支給式は北京大学の中関新園で行われ、司会者は北京大学の教授である湛如法師がつとめました。
「雲林奨学奨教金」の支給式の司会を務めた北京大学教授の湛如法師
発給式の後、光泉法師がスピーチをしました。霊隠寺が北京大学で雲林奨学奨教金を設置した目的は、教官や学生たちが中国の伝統文化の内包をより深く掘りさげ、それを社会に還元することにより、人々に諸悪莫作 衆善奉行(諸悪を行わず、 大衆が善につき社会に奉仕する)の真理の普及をはかり、それと同時に、幸福で且つ調和のとれた社会を作り出すことにあるとしました。
北京大学で行われた「雲林奨学奨教金」の支給式場で演説をする本寺の住職、光泉法師
北京大学南アジア学部の主任である姜景奎(きょうけいけい)教授の講演
今回の「雲林奨学奨教金」を獲得した教官や学生たちは、光泉法師の話に感動し、次のように感謝の意を表しました、「霊隠寺は長い歴史を持っている仏教寺院として、漫漫たる歳月の中で非常に深い伝統文化を積んできました。光泉法師は寺院の歴史や文化の建設に力を尽くすだけでなく、わが国の教育また文化、科学研究事業にも大きな貢献をしています。『雲林奨学奨教金』を獲得した者として、絶対に光泉法師また学校、教官の希望を無にせず、学習に専念し、国家の恩情に報い、社会に奉仕する覚悟です」と述べました。
「雲林奨学奨教金」を獲得した教官と学生の代表が発言
「雲林奨学奨教金」は霊隠寺が2010年に北京大学南アジア学院に設置したものです。優れた青年教官や優秀な学生を奨励するため設けられました。今年は55名の教官と学生が総額20万元の「雲林奨学奨教金」を獲得しました。
12月19日、北京大学の中関新園で2012年度南開大学「雲林奨学奨教金」の支給式が行われました。光泉法師は自ら受賞した学生たちに賞を授けました。その後、南開大学の常務副学長、文学院院長の陳洪先生から光泉法師に「受賞証明書」が渡され、南開大学出版の『龍書』をが寄贈されました。
受賞した南開大学の学生たちに証明書を手渡す光泉法師
南開大学の常務副学長陳洪先生が光泉法師に証明書を手渡す
南開大学の常務副学長陳洪先生が霊隠寺に『龍書』を寄贈す。
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