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臘八(ろうはち)の成仏会に、霊隠寺で伝供祈福法会が挙行される

  2016年1月17日は旧暦の十二月八日で釈迦牟尼佛の成道記念日である。釈迦牟尼佛の成道を記念するため、霊隠寺では佛教の伝統に従い、「乙未年釈迦牟尼佛成道日、講経伝供法会」が行われた。霊隠寺住職の光泉大和尚、径山万寿寺住職の戒興大和尚、霊隠寺監院の義広法師が共に法会を主導した。霊隠寺の四衆弟子、また霊隠寺へ祈福に来た国内外からの観光客数千人がこの法会に出席した。法会は伝統に従って行われ、荘厳で秩序正しく、参加者たちは法喜が胸に充ちた。

 午前の講経では、杭州市佛教協会副会長、径山万寿寺住職の戒興大和尚が壇上に登り、『佛教の縁起観』について開示した。佛教の縁起理論を考察しながら、分かりやすく講じ、これがあればそれもある、これが滅すればそれも滅するという縁起観を詳述した。そして、諸悪莫作、衆善奉行に基づき、佛教の慈悲心、包容性、感恩の精神をもって大衆に奉行し、社会に貢献する、そして実際の行動によって人間佛教の精神を実践する、このことによって、現世の人間浄土を作り上げようと呼びかけた。

 そのほかに、霊隠寺の常住法師、居士、ボランティアたちは、師走の一日から八日まで周浦、転塘などにある老人ホーム、施設を訪問し、お年寄りたちに臘八粥(ろうはちがゆ)、新年カレンダー及び暖かい新年の祝福を捧げた。

法会を主導する三人の法師

壇上に立ち、説法する戒興大和尚

歓喜を胸に法に傾聴する大衆

暖かい臘八粥(ろうはちがゆ)をすすりながら体を温める

八粥を仕事場に届ける

供え物を手渡す法会

雨の中、法会に出席した佛教信者

温まる臘八粥(ろうはちがゆ) 

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